DESIGN

オーガニックハウスに暮らす

長い間覆われていた?!自然の脅威がきっかけで熊本の街に復元された歴史ある建築物

  • スタッフ通信
  • 2021.07.15

「日本近代建築の父」と称されるチェコ出身の建築家、
アントニン・レーモンド夫妻がデザインした熊本市の商業ビル

「大劇会館」の外壁が、1969年の創建当時の姿に復元されたそうです!

アントニン・レーモンドと言えば
近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトに師事していたことで有名です。

アントニン・レーモンド
(Antonin Raymond, 1888年5月10日 – 1976年10月25日

1919年には帝国ホテル設計施工の助手としてライトと共に来日しています。
その後独立し、モダニズム建築の最先端の作品を生み出すような
著名な建築家として活動するようになったそうです。

隠された後に復元!大劇会館の長い歴史

「大劇会館」正面の壁面(縦20メートル、横31メートル)には
濃紺や赤茶色の有田焼のタイルが約6万5000枚使われ、
半円や三角形、長方形などを組み合わせてキュービズム風の模様が描かれています。

実はこの「大劇会館」の特徴的な壁面、

1990年代に会館をリニューアルした際に壁面を化粧板で覆われ、
当時のデザインは見えない状態になってしまっていたそうなんです。


しかし、2016年の熊本地震で建物に入ったひびを補修する復旧工事の際に
約7割のタイルが当時のまま残っていることが分かり、復元することにしたそうです!

建設当時にタイルを制作した佐賀県の企業に改めて製作を依頼し
約3年がかりで外壁を蘇らせたそうですよ。

熊本を襲った巨大地震は熊本の人々に大きな損害を与えましたが
こうやって隠れてしまっていた名作が

自然の脅威をきっかけに蘇ることになったとは、
なんとも皮肉で感慨深いですよね。

復元ホヤホヤの大劇会館を目に焼き付けるべく熊本へ!

そんなわけで、
さっそくその復元された「大劇会館」を見に行ってまいりました!
熊本市中心街「通町筋駅」の目の前にあります。

じゃーん!

か、かっこいい!!!!

落ち着いた色合いで、街になじんでいるけど

おしゃれなでデザインが目を引きます!

1969年創建ということですから、
ライトの事務所から1922年に独立して長い歳月が経っていますが

こうしてみると幾何学模様を配したモダンなデザインには
どこかしらフランク・ロイド・ライトの片鱗が感じられませんか⁉(興奮!)


建築好きな方としてはニヤニヤが止まらないのではないでしょうか。

色といい、デザインといい、
背後に見える熊本城の景観を損なうことなく
それでいてモダンで美しい!

目の前の横断歩道を渡ると
熊本城と一緒に眺めることもできます♪

熊本に行く予定がございましたら
ぜひ復元された美しい「大劇会館」の前を通ってみてくださいね^^

それにしても、フランク・ロイド・ライトの下で学び

その後大きく飛躍した建築家の多さには驚きますね!

アントニン・レーモンド
ノエミ・レーモンド
ルドルフ・シンドラー
リチャード・ノイトラ遠藤新
土浦亀城
土浦信…

などなど、挙げるとキリがありません。

そんなフランク・ロイド・ライトの建築思想を
この現代日本で正しく受け継ぎ、

皆様のもとにお届けできることを本当に光栄に思います^^

フランク・ロイド・ライトの建築思想「有機的建築」に興味がございましたら、
ぜひオーガニックハウス博多に遊びに来てくださいね♪


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